八望台と男鹿縦断

2010年 秋田県 #東北夏祭りドライブ 景勝地
[WGS84] 39.951165, 139.734356 - Google Earthで開く(kml)

男鹿半島の観光プランは苦労した。

男鹿半島には景勝地がたくさんあるが、見てまわってる時間がない。入道埼灯台にしても本当は夕暮れ時も見たかったけど、秋田の竿燈祭りと引き替えにはできない。一泊しちゃうと、後半の祭りが見られなくなる。せめて船川港への移動がてら、八望台だけは見ておこう。男鹿半島を駆け抜けるだけとは、もったいない。

男鹿
※海辺の道を走る

八望台

八望台は、男鹿半島屈指の展望台。爆裂火口湖(マール)の一ノ目潟、二ノ目潟、戸賀湾を眼下に見下ろせる。その八望台が見えてきたと思ったら、前を走っていたタクシーが急に速度を落とした。タクシーを追い越す瞬間、運転手が乗客になにか話しかけているのが見えた。乗客は窓から外を見ている。
(そうかッ! ここが穴場スポットなんだ)
八望台手前のスロープで樹木が途切れ、一ノ目潟と二ノ目潟がよく見えるようになる。タクシーの運転手はこれを見せるために減速したのか。しかし道を戻ることはできないので、とりあえず八望台の駐車場に停めた。櫓のような展望台があるので、まずここから見てみよう。

八望台展望台より
※八望台展望台より

八望台の手前

悪くはない。悪くはないが、さっきのところと比較したい。車を折り返し、先ほどのスロープをゆっくり走る。なるほど、こっちの方がよく見える。

八望台
※入道崎から八望台に入る手前

一ノ目潟
※一ノ目潟(直径600m、水深44.6m)と戸賀湾

二ノ目潟
※二ノ目潟(直径400m、水深11.8m)

一ノ目潟と二ノ目潟、そして八望台からは見えない三ノ目潟は爆裂火口湖(マール)である。火山性ガスが爆発して、火口に水がたまるとマール、火山礫が堆積すると火砕丘となる。これらは日本で代表的なマールなんだって。

ナマハゲラインはナマハゲだらけ

このあと海沿いの「おが潮風街道」を通って三ノ目潟などを見るつもりだったが、まちがって「ナマハゲライン」に乗ってしまう。しまった。
ナマハゲラインは、その名のとおり、ナマハゲだらけ。走っているので写真はうまく撮れなかった。

ナマハゲライン
※ナマハゲライン:そこかしこにナマハゲがいる

ナマハゲライン
※男鹿ぶっちぎり

車は船川港に入った。飛鳥IIを見るためである。

東北夏祭りドライブ (8日間)
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