ソウ4 Saw IV

2007年 外国映画 2ツ星 #ソウ デスゲーム 密室 殺人鬼 狂気 痛い 誘拐

新シーズンのはじまり

あらすじ

[ホフマン刑事] ジグソウの遺体の胃袋からカセットテープが発見された。ゲームはまだ終わっていないと考え捜査を続行する。
[リッグ隊長] SWATの隊長・リッグは誘拐され、ゲームの被験者となる。裁かれるのは売春斡旋業者や強姦魔などの悪党だが、どこかで必ずリッグ刑事と関わっていた。
[ストラム捜査官] FBIのストラム捜査官は、事件解決の糸口としてジグソウの元妻・ジルの尋問を開始する。

続編が量産されたホラー映画は数あれど、これほど短期間に制作され、しかも劇中の時間や舞台が密接していた作品を私はほかに知らない。途中から見るなんて論外で、きっちり復讐しておかないと混乱するし、しかも本作ですべてが解決されるわけじゃない。「わかる」ために相当な努力を強いられるシリーズだ。

『ソウ3』でジグソウもアマンダも死んだのに、ゲームはまだ終わらない。状況が複雑で物語に集中できない。ミスリーディングもないので、ラストはただ唖然とするばかり。むぅ。『ソウ4』は『ソウ5』以降と連携した構成になっており、単体では評価できない。つづきを見なくては。詐欺のような映画だが、新シーズンをはじめるには避けられなかったのだろう。わかる気もするが、わかってやるわけにはいかない。

全7作を見てからの感想

ジグソウのメッセージをホフマン刑事が聞くことの意味がわかるのは先のこと。これで終わった(解放された)わけではない。このメッセージを残したリー・ワネルのセンスに脱帽する。

シリーズ化された殺人鬼
レザーフェイス
ブギーマン
ジェイソン
フレディ
グッドガイ人形
ハンニバル・レクター
シザーマン
脅迫者
フィッシャーマン
ミュータント
ジグソウ
キラ

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