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[レビュー2010年10月29日に発表された 

ソウ7 / ソウ ザ・ファイナル 3D

Saw 3D

恐るべきジョンの支配力

ついに完結編となった7作目。被験者に選ばれたのは自称生還者ボビー。ゲームスタイルは恒例となった「他人のために奔走する」タイプ。正直、飽きた。『6』の悪徳保険会社の副社長に比べ、ボビーは小物すぎる。彼がどうなろうと、心底どうでもいい。トラップもいい加減。テープレコーダーの再生でトラップが起動するとか、どーゆー仕組みなんだか。『SAW』シリーズは仕掛ける苦労も描かれるので、いい加減なのは許せない。

最後の試練で胸肉にフックをつけるのは笑った。シャツかズボンを使えと思ったが、落っこちたのを見て納得。ボビーは彼女を救うことより、うそを本当にすることを優先したのか。自分はうそつきと認めれば、彼女を救うことはできた。久々に意味のあるゲームだった。

ホフマンの暴虐はすさまじい。ゲームの中でも外でも多数の犠牲者を出した。シリーズをちゃんと見てないと、殺人鬼ごとに個性があることに気づかない。

ラストは驚愕。このネタを最後にもってきたのは見事。しかし「彼」は協力者であって、後継者ではないようだ。ゆえにゲームは主宰しない。では仮面をかぶった2名の役割は? 新たな後継者になりはしないか? さりげない可能性の残し方がよかった。

本作は3D映画だった。私は2Dテレビで見たけど、なんの支障もない。むしろ3Dっぽい画面構成が目障りだった。この映画を3Dにして喜ぶ人間がどれほどいるんだろう? フィナーレだから豪勢に作りたかったのだろうか? それなら前6作でわかったことを本編中にまとめてほしかった。複雑なストーリーなのに全体を俯瞰できるキャラクターが存在しないのは致命的だと思う。

シリーズ化された殺人鬼
レザーフェイス
ブギーマン
ジェイソン
フレディ
グッドガイ人形
ハンニバル・レクター
シザーマン
脅迫者
フィッシャーマン
ミュータント
ジグソウ
キラ

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