旅行  2009年11月22日(日) の三重県 にて

伊勢神宮 / 正式名称は「神宮」

(map)

[WGS84] 34.45501, 136.725793 - Google Earthで開く(kml)

 いつから「パワースポット」なんて言葉が一般的に使われるようになったのか。

 オカルト用語と思っていたが、気がつけば世間一般で屈託なく使われていた。癒しとか、活力が出るといった理由で神社や山地を訪れるのがブームになっている。NHKまで伊勢神宮をパワースポットと紹介していた。熊野三山や伊勢神宮をパワースポットと呼ぶのは強い抵抗がある。それでいいのか、日本人?
 とはいえ私自身、神妙な気持ちで伊勢神宮を訪れたわけでもない。宗教心とは別に、長い歴史のある場所への浮ついた興味からだ。効果を信じずとも、パワースポット的な場所はよく訪れていた。

伊勢神宮
※大混雑なので、五十鈴川の臨時駐車場へ

人が多かった - おはらい町

 伊勢神宮に近づくと、道が渋滞しはじめた。そして境内から離れた河原の駐車場に誘導される。これほど混んでるとは思わなかった。しかも若者が多い。やはりパワースポットブームか。
 長い参道をぞろぞろ歩く。流れるプールに乗っている感じ。このあたりは古い町並みが保存されているようだ。電柱やゴミ箱も景観を壊さないよう配慮されている。

伊勢神宮
※レンタル乳母車、3号車、6号車

伊勢神宮
※切妻・入母屋・妻入り様式の町並みが軒を連ねる

伊勢神宮
※流れに身を任す

宇治橋を渡って、内宮へ

 宇治橋はテレビで見たことがある。ヒノキが真新しく、なめらかで、香り立つ。宇治橋は、遷宮の4年前に架け替えられる。つまり今年だ。お伊勢さんニュースによると、11月3日に渡始式(わたりはじめしき)が行われたばかりだった。なるほど、架け替えたばかりだったか。
 上流に見える柱は、次の橋脚ではなく、流木などから橋脚を守る「木除杭」と呼ばれるものだった。次の橋脚は下流側にあった。

伊勢神宮
※宇治橋を渡る:上流に並ぶのは木除杭

伊勢神宮
※下流側にあるのは架け替え用の橋かな?

皇大神宮(こうたいじんぐう):境内を歩く

 宇治橋を渡ると、参道は深い森に包まれる。磁場のような荘厳さを感じるのは、気のせいだろうか。パワースポット? いや、そうじゃなくて。
 伊勢神宮・内宮は広いけど、あちこち歩き回った。
 ちなみに内宮と書いて「ないくう」と読むそうだ。外宮は「げぐう」、別宮は「わけみや」と読む。日本語は難しい。

伊勢神宮
※手水舎

伊勢神宮
※五十鈴川と御手洗場(みたらし)

伊勢神宮
※別宮・風日祈宮

伊勢神宮
※荒祭宮(あらまつりのみや):左右に敷地がある

伊勢神宮
※木が生えたのか、木を避けたのか

伊勢神宮
※子安神社(こやすじんじゃ):木華開耶姫命をお祀りしている

神域ですよ

 内宮の最奥、御正宮に着いた。人が多すぎるため、石段で並ぶことになる。ここは神域なので、私たち夫婦は口をつぐんだが、周囲はワイワイがやがや騒がしかった。参拝中もおしゃべり。おまえらなー。
 パワースポットという言葉が好きになれないのは、心霊への敬意が感じられないからだとわかった。

伊勢神宮
※御正宮(ごしょうぐう)

伊勢神宮
※新御敷地(しん みしきち):2013年(平成25年)の遷宮ではここに社殿が建てられる

 参拝中、白袴の集団とすれ違った。皇室の方々だった。そうか、そうだよね。皇室と神道の関わりと実感するのだった。
 日が暮れてきたので、追われるように境内を出る。赤福でも食べて帰るか。


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