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[レビュー1992年12月30日に発表された 

世にも奇妙な物語 1992 冬の特別編

Yonimo Kimyouna Monogatari: 1992 Winter

背筋が凍る6つのストーリー

妄想特急 (中井貴一)

[あらすじ] 主人公はリストラされた中年男。就職面接に向かう電車のなかで、どうでもいい妄想を繰り広げる。

[感想] これは悪癖ではなく病気だね。中井貴一は淡白で、妄想にふける男の悲哀も滑稽さも足りなかった。いっそ、奥さんも、家も、面接に行くことも妄想で、本当は入院患者だったと言うなら納得できる。

ロンドンは作られていない (野村宏伸)

[あらすじ] この世界は作り物ではないかと疑う主人公。カウンセリングの先生に、そう思うようになった経緯を説明するのだが...。

[感想] 唯我論をネタにするには浅すぎる。妄想に具体的な根拠や目的がほしかった。カウンセリングは適切だったと思う。

穴 (いかりや長介)

[あらすじ] ゴミ処理場の建設予定地に、奇妙な穴が見つかった。
[原作]星新一「おーい、でてこーい」

[感想] よくできてる。原作と比べれば思うところもあるが、そこは言うまい。ショートショートの実写化も悪くない。

私の赤ちゃん

未見。

サブリミナル (東幹久)

[あらすじ] 近未来の日本。政府は気前のいい社会福祉を約束したが、財政は破綻寸前だった。そんな中、老人の自殺が相次ぐ。ベテラン新聞記者は、なにか事件性があるのではないかと疑う。

[感想] リアリティがなくても怖い話。リアリティがあったら、シャレにならない。「バイバイ65」以外に高福祉社会が実現できるはずもない。パラダイス・ガ・ム!!

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