闇動画 1 Yami-Douga Vol.1

2012年 日本映画 3ツ星 心霊ビデオ

ヤリスギ感を楽しめ

「ほん呪」の派生作品。よく似たタイトルとして「心霊闇動画」、「本当にあった投稿闇映像」があるが、こちらは心霊映像や犯罪行為が写ってしまったことから闇に葬られた恐怖映像、という設定のシリーズ。投稿者のインタビューを挟みながら映像を流す。グロテスクなシーンでは映像をスキップするための猶予が入る。
投稿ビデオとしてはヤリスギなものばかりだが、派手なので見応えはある。「ないわー」とか「それからどーなった」と突っ込みながら見ると楽しめる。そういう意味でも、ニコ生上映会に適したコンテンツだ。

  1. 晩夏の夜に誘う者 ... [あらすじ] 河川敷で花火を楽しむカップルが、不気味な声に驚き、少女の腐乱死体を発見する。警察は父親を逮捕するが、拘留中に自殺。発見のきっかけになったのは、「お父さん、助けて」という声だった。父親の死後も少女の失踪事件があったため、少女は父親に殺されたのではなく、何者かに襲われ、父親に助けを求めたのかもしれない。[感想] スケールが大きい。ちゃんと作れば1本の映画になりそうだが、この投げっぱなし感が味わいか。
  2. 通りすがりの女 ... [あらすじ] 交通事故を起こした若者たちが撮影した映像に不審な女の姿が映り込む。女は助手席に座っているが、だれも気づかない。 [感想] こうやって文章にすると怖いが、映像はいまひとつ。釣り堀で霊を拾ったという設定に無理があったようだ。
  3. 墓参り代行 ... [あらすじ] 夜の山で墓参りを代行する便利屋の男たち。指定された儀式を終えるとライトが消え、店長の様子がおかしくなり、無数の生首が襲ってきた。撮影者が逃げると、店長は車の中で死亡。残されたカメラには車を覗き込む人影が映っていた。店長の奥さんは多額の保険金を受け取り、依頼人は正体不明。これは店長を呪殺するための儀式だったのではないか? [感想] スジは通っているが、ドラマとしての見どころは乏しい。無数の生首や、店長が先回りして車の中で死んでいるなど、雑な部分も多いが、これもまあ味わいか。
  4. 五目ならべ ... [あらすじ] 子どもたちが五目並べをしていると、壁に不気味な顔が浮かび上がった。 [感想] ストレートな1本。
  5. 復讐 ... [あらすじ] 犯罪系。暴力団に脅された妊婦が薬を飲まされ、切腹する様子が撮影される。事後、胎児から黒い煙がわきだす。暴力団は何者かに殺されてしまったようだ。 [感想] 胸糞悪いシチュエーション。引きずり出された胎児の人形っぽさが、いくぶん雰囲気をなごませる。

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