2ツ星

なんて中途半端なウルトラマン

最新の映像技術とセンスで初代ウルトラマンをリメイクするというプロットはいいが、かっこよさもリアリティも中途半端になってしまった。本作のULTRAMANは正体不明すぎる。初代も不気味な登場だったけど、なんのために地球を訪れたかは明らかにしていた。タイトルを見れば、宇宙から正義の味方がやってくるのはわかるけど、劇中でもちゃんと述べるべきだろう。怪獣がしゃべって、ウルトラマンがしゃべらないのも奇妙だが、そういうものだと理解したところでしゃべりだす。だったら早くしゃべれよ! もう!
ウルトラマンのデザインもよろしくない。グリッドマンかと思ったよ。こうしてみると、初代ウルトラマンのデザインがいかに完成されたものかわかる。成田亨のセンスに敬服する。

そんなに難しいストーリーじゃないのに、テンポが悪くて、カタルシスがない。怪獣や宇宙人との付き合い方を問いかけるセンス・オブ・ワンダーもない。リアル路線なら、ウルトラマンの戦いそのものより、その後始末や法整備をする地球人の姿を描いてほしい。
ただ、身長10メートルという中途半端なサイズはよかった。

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ULTRAMAN