レビュー  1994年10月10日  に発表された 

ウルトラセブン 地球星人の大地
Ultra Seven - The Ground of the Earthlings

3ツ星

「おれはただの風来坊だ。はっはっは」

前作『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』と同様、資源エネルギー庁とのタイアップで制作されたテレビスペシャル。平成ウルトラセブンの2作目。ゴミ問題がクローズアップされているが、前作ほど教育的ではなく、ふつうの特撮番組として楽しめる。地球に住むべき「地球星人」という発想は、ウルトラセブンならではだ。

見どころは、前作では姿を見せなかったモロボシ・ダンが、人間体(森次晃嗣)で登場するところ。じつに26年ぶりの出演だ。旧友フルハシとの直接再会はないものの、人混みの中で気づいたり、ウルトラホークで支援するシーンは興奮した。またモロボシ・ダンが地球防衛軍の若い隊員に誰何されて、風来坊と答えるのもよかった。ダン=風来坊って、どのくらい通じるんだろう?

残念なのはメトロン星人。あれだけ用心深かった宇宙人が、みずから都市を建築し、セブンに直接ケンカを売るなんて。しかし恐竜(怪獣ではない)の背中を蹴飛ばすところは笑えた。
ラストのメッセージは、言葉だけ聞くと説教臭いが、フルハシの人柄が心に響かせてくれる。思わずナレーションも同意する。こんな気分でラストを迎えたのも久しぶりだ。


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