ウルトラマンZ (全25話+特別編) Ultraman Z

2020年 特撮 3ツ星 #ウルトラシリーズ

「文明自滅ゲーム」はよかった。

ギンガ、X、オーブ、ジード、R/B、タイガにつづくウルトラマン。「ニュージェネレーション」はタイガで区切りがついたものの、「先輩ウルトラマンの力を借りて変身する」というフォーマットが維持されたため、新機軸は打ち出せなかった模様。タイプチェンジも飽きた。このあたりはスタッフよりスポンサーの意向だろう。

ストーリーを見ると、「文明自滅ゲーム」という骨格は素晴らしかった。セブンガー、ウインダム、キングジョー ストレイジカスタム、ウルトロイドゼロと強化されていく武装が意味をもち、絆と旧型(セブンガー)が勝利の鍵となる展開は興奮した。

とはいえ骨格が見えるのは最後の最後で、全体的なおもしろさ、緊張感にあまり寄与していない。カブラギ(セレブロ)の正体や意図への注意も維持できなかった。振り返ってみれば、もったいない。ベリアロク、ゼロの帰還、エースとの関係も、ストーリーの骨格と関係ない。余計なものが多すぎる。

いっぽうで、「大人になったジャグラーの成長と失敗」はおもしろかった。じっさいに描かれたドラマは多くないが、視聴者が妄想補完している。気がつけば新世代を代表するキャラクターになった。

リクの客演時、ウルトラゼットライザーを使ったのはナイス。ウルトラアクセスカードは、変身者を識別する機構だったのか。それならタイガやR/Bも顔を出せばよかったのに。と同時に、専用アイテム・ダークゼットライザーは蛇足。ダークリングを引っ張ってしまった。

ハルキとウルトラマンZはともに熱血キャラだが、熱血×熱血の相乗効果とか問題点は描かれなかった。ハルキとZの日常会話をもっと見たかった。ふたりとも熱血だから、話し合いの結果が周囲とズレたりするとおもしろかったかも。

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