レビュー  1979年04月04日  に発表された 

ザ☆ウルトラマン (全50話)
The Ultraman (Anime)

2ツ星

物心ついて最初のウルトラマン。

放送当時、私は8歳。夕方のニュースで新番組の案内を見て、本放送の第1話から見ることができた最初のウルトラマンである。特撮からアニメに代わり、奇抜なところも多い作品だが、当時は新たなウルトラマンの登場に興奮していた。とはいえ、ストーリーを楽しむほどの知性はなく、U40に飛び立ってからの展開はよく覚えていない。たぶん、飽きたのだろう。

いま見ると、本作の奇抜さがよくわかる。ジョーニアスは赤いタイツを穿いたようなデザインだし、空中で身体をひねる動きもアニメ特有だ。特撮をそのままアニメ化したわけじゃない。当時は宇宙SFブーム真っ盛りで、『未知との遭遇』や『スターウォーズ』、そして『宇宙戦艦ヤマト』の影響を強く受けていたことがわかる。ピグはアナライザーだし、アミアの顔立ちなんかモロだ。当時は気づかなかったなぁ。

中盤以降の展開はウルトラマンの枠組みを超えている。アニメ制作スタッフの自由な発想(悪ノリ)が、特撮の思考制約を打ち破ったのか。本作があればこそ、『ウルトラマン物語』(1984)が生まれたのかもしれない。


 Googleで「ザ☆ウルトラマン 」を検索する
 Wikipediaで「ザ☆ウルトラマン 」を検索する
 IMDBで「The Ultraman 」検索する

コメント (Facebook)

[ASIN] B004XFQLOC
思考回廊 レビュー
ザ☆ウルトラマン (全50話)