さらに広がるウルトラマンワールド
赤の章につづく後編。平成シリーズの幕開け『ウルトラマンティガ(1996)』から『ウルトラマンメビウス(2006)』までに登場した16体が紹介される。フォーマットは赤の章と同じ。駆け足だが、各ヒーローの戦いの軌跡を簡潔に紹介してくれる。平成以降の作品は見てなかったので、とても参考になった。劇場版まで網羅してるので、ほんと、余さず見せてくれる。
平成に入ると、ウルトラマンのフォームチェンジが多くなる。どのフォームが、どんなときに使われたか、ていねいに紹介されていくのだが、数の多さにめまいを覚える。私はウルトラマンのフォームチェンジには否定的で、色や装飾が変わってもあまり興奮しない。武器を使うことが多い仮面ライダーに比べ、肉弾戦重視のウルトラマンは、変化がわかりにくいせいかもしれない。
それにつけても、ウルトラマンのバリエーションの多さに驚く。顔立ちも、体色も、カラータイマーの位置や形状もばらばら。ティガのように、異星人でないウルトラマンもいる。ウルトラマン共通の特徴を挙げるのは難しい。強いて言えば、このビデオで紹介されていることが特徴かもしれない。
《登場ウルトラマン》
ウルトラマンティガ/ウルトラマンダイナ/ウルトラマンガイア/ウルトラマンアグル/ウルトラマンナイス/ウルトラマンネオス/ウルトラセブン21/ウルトラマンコスモス/ウルトラマンジャスティス/ウルトラマンネクサス/ウルトラマンノア/ウルトラマン・ザ・ネクスト/ウルトラマンマックス/ウルトラマンゼノン/ウルトラマンメビウス/ウルトラマンヒカリ