レビュー  2016年07月09日  に発表された 

ウルトラマンオーブ (全25回)
Ultraman Orb

3ツ星

×(エックス)の次は、○(オーブ)

予告編でスペシウムゼペリオン、バーンマイトを見たときは、「ダッセー」と思ったが、「本来の力(オーブオリジン)を失ったウルトラマンが、先輩たちの力を2つ借りないと変身できない」という設定を知って興奮した。いいじゃない。王道路線だった『×』とうまく差別化されている。

すると次は「過去なにがあった?」に興味が向くが、ジャグラーは語らず、魔王獣はオーブの過去と関係せず、詳細はオリジナルビデオ「ウルトラマンオーブ ジ・オリジン・サーガ」に持ち越し。商売の理屈はわかるけど、あんまりだ。
『×』と対比させるためか、怪獣対策チームは民間人の寄せ集め(SSP)。こいつらが、とにかくうざい。物語のリアリティや緊迫感を、一気に吹き飛ばす。また子どもたちにいい教訓を与えない。たしかにアマチュア集団は珍しいが、珍しいからおもしろいわけじゃない。

ガイは強敵に勝つため、闇(ベリアル)を受け入れる。熱い展開だが、ドラマはあっけない。そして本来の力(オーブオリジン)を取り戻すわけだが、これまたあっけない。ナオミとナターシャの関係もあいまい。ジャグラーのツンデレは気色悪い。やりたいことはわかるんだけど、どれも演出不足。終盤はさらに駆け足で、決められたゴールに強制着地した感じ。

以前に比べ、特撮は十分な予算と準備期間を確保できるようになったと思っていたが、あんがい現場は余裕がないのかもしれない。


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