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あらすじ
セント・メアリー・ミード村にあるゴシントン・ホールの書斎で、ホテル従業員女性の絞殺死体が発見される。そこに居合わせたミス・マープルが捜査に乗り出すが、第二の殺人が発生する。
ネタバレ含む感想
英国BBCが制作したヒルトン版『ミス・マープル』の1作目。私にとっては、初めての『ミス・マープル』。山岡久乃の声が、おだやかな雰囲気の中に、どこか神秘的な印象を与える。いいね。
ミス・マープルが明晰な頭脳をもっていることは、観客である私には明らか。当然、彼女の名推理を聞きたいと思うが、なかなか教えてくれない。マープルの友人のようにヤキモキしたよ。
えんえん引っ張ったのに、推理の披露はあっけない。ポアロのように劇的な犯人当てはないにしても、もう少し高揚感があると思ったのに。まぁ、マープルは刑事でも、探偵でもない。ふつうのおばあちゃんが考えを述べるときは、このくらい静かなのも当然か。
周囲がマープルに注目する演出は、まぁ、そうあるべきと思うけど、対応するカタルシスがないからもどかしい。さりとて淡々と描いてほしいわけでもない。難しいところだ。
アガサ・クリスティ
ポワロ | |
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デビット・スーシェ (David Suchet) |
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ピーター・ユスティノフ (Peter Ustinov) |
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声:里見浩太朗
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ポワロ |
ミス・マープル | ||
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奥さまは名探偵 |
ほか | ||
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検察側の証人 | ||
そして誰もいなくなった | ||
ほか |
- Google [書斎の死体 / ミス・マープル ]
- Wikipedia [書斎の死体 / ミス・マープル ]
- IMDB [Miss Marple / The Body in the Library]