レビュー  1984年12月26日  に発表された 

書斎の死体 / ミス・マープル (1)
Miss Marple / The Body in the Library

2ツ星

すでに解決していた

あらすじ

セント・メアリー・ミード村にあるゴシントン・ホールの書斎で、ホテル従業員女性の絞殺死体が発見される。そこに居合わせたミス・マープルが捜査に乗り出すが、第二の殺人が発生する。

ネタバレ含む感想

英国BBCが制作したヒルトン版『ミス・マープル』の1作目。私にとっては、初めての『ミス・マープル』。山岡久乃の声が、おだやかな雰囲気の中に、どこか神秘的な印象を与える。いいね。
ミス・マープルが明晰な頭脳をもっていることは、観客である私には明らか。当然、彼女の名推理を聞きたいと思うが、なかなか教えてくれない。マープルの友人のようにヤキモキしたよ。
えんえん引っ張ったのに、推理の披露はあっけない。ポアロのように劇的な犯人当てはないにしても、もう少し高揚感があると思ったのに。まぁ、マープルは刑事でも、探偵でもない。ふつうのおばあちゃんが考えを述べるときは、このくらい静かなのも当然か。

周囲がマープルに注目する演出は、まぁ、そうあるべきと思うけど、対応するカタルシスがないからもどかしい。さりとて淡々と描いてほしいわけでもない。難しいところだ。


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書斎の死体 / ミス・マープル (1)