レビュー  1986年12月25日  に発表された 

牧師館の殺人 / ミス・マープル (5)
Miss Marple / Murder at the Vicarage

4ツ星

シンプルだけど効果的

あらすじ

牧師館でプロセロー大佐が殺された。大佐は村の嫌われ者だっただけに、容疑者が絞り込めない。ミス・マープルが調査を開始するや、3人の村人が犯行を自白する。

ネタバレ含む感想

マープルがさらりと真犯人を指摘して、そのまま帰ろうとしたときはショックだった。とんでもない婆さんだ! 謎解きをうかがって、得心するとともに、またヤラレタと天を仰ぐ。『スタイルズ荘の怪事件』と同じパターンなのに、また先入観につけ込まれた。気分は警部さんと同じ。おめでたの発覚で無視されるラストは秀逸だった。

犯人は入念に準備して、絶対の自信をもって決行したはずなのに、逮捕される前に精神が折れてしまった。犯罪の難しさがしのばれる。


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牧師館の殺人 / ミス・マープル (5)