復讐の女神 / アガサ・クリスティーのミス・マープル (S3E4) Agatha Christie's Marple: Nemesis
2009年 海外ドラマ 2ツ星 探偵 @アガサ・クリスティ託した正義がわからない
あらすじ
1951年、マープルの友人であり、ドイツから亡命した文学者であるラフィール氏が亡くなった。ラフィール氏はマープルに、とあるバスツアーに参加して正義を執行してほしいと依頼する。マープルは甥のレイモンドを連れて参加する。
本作は『カリブ海の秘密』の後日談だが、『カリブ海の秘密』より先に映像化している。ヒクソン版もそうだったが、どうして流れを断ち切るのだろう?
例によって原作から大幅にアレンジされている。まったく別物と言っていい。「歴史的館と庭園ツアー」を行き先不明のミステリーツアーにして、関係者ゆかりの土地をめぐるのはいい。しかしラフィール氏がマープルに託した正義はあいまいになり、よくわからないまま終わってしまった。甥で作家のレイモンドは、大塚芳忠の声も相まってユーモラスな人物に描かれたが、いかんせん役割がなかった。
アガサ・クリスティ | |
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ポワロ | |
デビット・スーシェ (David Suchet) | |
ピーター・ユスティノフ (Peter Ustinov) | |
声:里見浩太朗
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ミス・マープル | |
マーガレット・ラザフォード | |
アンジェラ・ランズベリー | |
ヘレン・ヘイズ | |
ジョーン・ヒクソン | |
ジェラルディン・マクイーワン | |
ジュリア・マッケンジー | |
声:八千草薫
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ゆっくり文庫 | |
奥さまは名探偵 | |
ほか | |
検察側の証人 | |
そして誰もいなくなった | |
ほか |