レビュー  1989年12月30日  に発表された 

名探偵ポワロ (12シーズン・全61話)
Agatha Christie's Poirot

4ツ星

事件に関係ない部分まで楽しめる傑作推理ドラマ

原作以上にキャラが確立されていて、日常の掛け合いがとても楽しい。偏屈なポアロ、とぼけたヘイスティングズ大尉、実直なジャップ警部、ずれたミス・レモン......。わずかなヤリトリに込められた皮肉や敬意が上品で心地よい。

長編より短編の方がおもしろい。短編だと尺が足りないため、大幅にシーンが追加されている。この「遊び」部分が秀逸で、事件そのものより人間ドラマの方が印象に残っているエピソードも多い。ドラマを見たあとで小説と読み比べ、どこが追加部分か調べるのも一興だ。

『シャーロック・ホームズ』より親しみやすいシリーズだと思う。


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思考回廊 レビュー
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