レビュー  2008年09月28日  に発表された 

第三の女 / 名探偵ポワロ #60 (デビット・スーシェ主演)
The Third Girl / Agatha Christie's Poirot #60

3ツ星

ポワロの涙に涙する

事件の元凶は、ノーマが受け継いだ莫大な遺産。20年ぶりに帰ってきた父親、「孔雀」のような画家、没落貴族のロデリック卿と秘書ソニア。あやしい人物ばかりだ。おまけにノーマが神経症を患い、ややこしい状況になる。特殊な状況だが、あんがい金持ちの家はどこもややこしいものかもしれない。

オリヴァ夫人の活躍と空振りも痛快だ。ふと、ヘイスティング大尉がいないことに気づかされる。ラストでポワロは涙を流す。老境にさしかかったポワロは、家族がいない自分を寂しく思ったのだろうか。長年ポワロを見てきたが、ずいぶん遠くまで来たような気がする。ミステリーとしては今ひとつだが、不思議と感慨深い作品だった。


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第三の女 / 名探偵ポワロ #60 (デビット・スーシェ主演)