レビュー  1989年12月25日  に発表された 

カリブ海の秘密 / ミス・マープル (10)
Miss Marple / Caribbean Mystery

3ツ星

ツンデレ老人に時間を!

あらすじ

転地療養で西インド諸島を訪れたミス・マープル。一週間ほど滞在したところで、パルグレイブ少佐が死んだ。自然死として片付けられたが、マープルは事件の臭いをかぎつけ、捜査を開始する。少佐が死ぬ前に話していた「殺人犯」が関係あるのではないか。

ネタバレ含む感想

大金持ちで偏屈なラフィール氏が、聡明なマープルに惹かれていく過程がたまらない。現地の警察にマープルの偉業を知らされたラフィール氏は、ていよく利用されたことを怒らず、嬉しそうな顔をする。ラフィール氏が高揚しても、マープルの接し方は変わらない。この2人がもっと若ければ......と思ってしまう。
トリックに目を向けると、起こった事件の目撃者ではなく、これから起こる事件の証言者にならないよう排除される構図はおもしろい。そして本命のトリックも巧妙だ。少佐を殺さなければ、本命の殺人は成功していたと思う。恐ろしい。


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カリブ海の秘密 / ミス・マープル (10)