レビュー  2009年08月25日  に発表された 

ほんとにあった怖い話(#35) 10周年記念 京都パワースポットSP
Honto ni atta kowai hanashi 10th Anniversary

2ツ星

フィールドワークや緊急除霊はどうでもよろし

再現ドラマのみ感想を書き記しておく。

かかし (加藤清史郎)

[あらすじ] 少年がかかしに襲われるが、ライターで着火して事なきを得る。

[感想] 直線的で面白味がない。楳図かずお「ねがい」のようなエピソードを見たい。

心霊動画 (志田未来)

[あらすじ] カラオケで見かけた霊が家までついてきた。

[感想] 怪談としてはいまいちだが、兄妹の会話がおもしろかった。お兄ちゃんは、サトコちゃんが気になるのかな?

顔の道 (佐藤健)

[あらすじ] 主人公は青年。山道をドライブ中、運転手であった彼女が寝てしまう。ひまを持て余した主人公は、電話ボックスから見えた廃屋に忍び込み、首のない女を見て逃げ出す。車に戻ってエンジンをかけると、不気味な顔が。車を発進させ、家に帰ると、車に手形が残っていた。

[感想] 主人公はどこに電話するつもりだったのか? なんで廃屋に入ったのか? 顔が見えたあと、どうやって車を発進させたのか? まじめに考えても仕方ないか。

怨みの代償 (綾瀬はるか)

[あらすじ] 主人公は百貨店で働く女性。同僚のカナにライバル視され、「死ね」と書かれた紙が入った財布を贈られる。以来、主人公は霊障に悩まされるが、お祓いを受けて復帰。カナは仕事を辞め、朦朧としたまま街をさまよっていた。

[感想] 呪いが失敗しため精気を失ったようだが、もうちょい説明があってもよかったのでは?

憑く男 (上地雄輔)

[あらすじ] 主人公は忙しい男。恋人は早く結婚したいとせっつくが、主人公は仕事のことしか考えられない。すると、自分の注文が《自分》に取り消されたり、自分の失敗を《自分》にフォローされたりと、不可解なことが起こるようになる。そして自分が彼女を家に連れてきて、母親に結婚相手として紹介したと言う。ショックを受けていた主人公は、お寺の住職に声をかけられ、お祓いを受ける。すると、もう1人の自分が消えて、解放された。

[感想] 尖ったところはないが、スジが通ったエピソードだった。新トワイライトゾーン「動揺日」(1986)を思い出す。ちょっと手を加えてみよう。

★妄想リメイク

主人公は仕事にかまけ、彼女を放置していた。近ごろ、もう1人の自分がいるように感じる。「彼」はコミュニケーション能力が高く、主人公ができなかったことを次々にこなしてしまう。彼女を大事にして、ついに母親への紹介も済ませてしまった。周囲は喜ぶが、釈然としない。あまつさえ、彼女が「彼」に抱かれていることを知って、主人公は逃げ出す。
翌日、主人公は「彼」の後ろ姿を見かけ、追いかける。気がつくと寺にいて、住職に声をかけられた。「あんたに生霊が取り憑いておる」「悪さをするつもりはないようだが、放っておくのはよくない」と言われ、お祓いを受ける。すると肩が楽になった。「自分の理想が抜け出ていたのでしょうか?」と問うが、住職は「そうでもあるが、そうでもない」と、あいまいに答える。
主人公が去ると、となりの部屋で彼女が目を覚ます。「あんたの生霊が戻ってきた」「理想と異なることがあっても、うまくやりなさい」と諭すのだった。

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