レビュー  2012年12月05日  に発表された 

ヒトコワ ほんとに怖いのは人間 (全5話)
HITOKOWA

4ツ星

オチが読めても怖い

副題が示すように、超常現象ではなく人間がなすことの怖さを描いたオムニバスドラマ。エピソードの作りは単純で、オチも予測できるが、間のとり方がうまく、けっこう怖かった。オムニバスホラーが量産される中で、ひときわ出来がよかった。

  1. 知ってはいけない友達の秘密 ... 定石どおりの展開だけど、酔った友だちがうまい具合に油断させる。主人公の明るさにも騙された。友だちの彼氏を寝とったのは主人公なのか? だとしたら無防備というか、あつかましいというか。探偵の調査報告はでたらめか、ただタイミングが悪いだけのほうがよかったと思う。
  2. 送り○チガイ ... 着信音が背後から聞こえるところが怖かった。ラストも定石どおりだけど、いい感じ。メールでうまく誘導すれば、さらに長く交流できたかもしれない。
  3. 親の顔がみたい? ... タイトルからオチが読めてしまうが、ことさら強調しないところが怖かった。ベランダから首を出して、最初は問題ないところが巧みだった。
  4. 自分の名前を検索してみたら? ... これも都市伝説っぽいエピソード。いささかストレートすぎる。
  5. あの世からの電話 ... これだけオカルトが絡んでおり、統一感を乱している。しかし人間の行為が怖いとするテーマは同じか。あの世から電話がかかってくるアイデアは秀逸。

「ドラマ」として作っても売れないんだろうな。しかし結局、B級ホラーに埋もれてしまうのだから、切ない話だ。


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ヒトコワ ほんとに怖いのは人間 (全5話)