レビュー  2014年09月20日  に発表された 

トリハダ 劇場版2
TORIHADA The Movie 2

3ツ星

怖いけど、深みはない

プロローグ

[あらすじ] 深夜、物音がして目覚める女性。だれかがドアを開けようとしている。慌ててチェーンをかけ、覗き窓を見ようとすると、鋭い槍のようなものが突き出してきた。腰を抜かす女性の前で、ドアが開いた。

[感想] 相手が誰であれ、理由がなんであれ、怖い。

所有の不確かさが招く悪夢の結末

[あらすじ] コンビニの傘立てから他人のビニール傘を持ち帰ってしまった女性。翌日、自分のビニール傘と交換するが、また別の傘を持っていってしまう。バス停で立っていると雨が降ってきた。傘をさそうとボタンを押すと、槍のようなものが射出され、向かいにいた女性の額に命中した。

[感想] いやいや額に命中しないでしょ。おもしろかったけど。

思いつきの遊戯と不条理な愛着

[あらすじ] ラブホテルに入ったカップル。無料のコスプレサービスで愉しんでいると、フロントからしつこく電話がかかってきた。怒った男が文句を言いに行くが、帰ってこない。女が部屋で待っていると、フロントの男が乗り込んできた。鍵をかけるが、フロントは合鍵で侵入。彼は学生服のコスプレをしており、「今日はこれの気分なんだよね」と笑う。男はすでに殺されていた。

[感想] 考えてみるとラブホテルは危険な場所だな。それはそうとコスプレ衣装のレンタルって、清潔なのか?

執着の真意と末路の現実

[あらすじ] 深夜のコインランドリーにやってきた若い男。スターフォンに着信があり、出ると女性の声で「早く洗濯を終わらせて」と言われる。見ると外の公衆電話に不気味な女がいる。選択を終え、荷物をまとめ、外に出るが、気になって公衆電話に入って調べる。すると女が天井から覗き込んでいて、硫酸をかけてきた。翌朝、男はランドリーに押し込められ、女が帰っていった。

[感想] ただの狂気。

憎悪の応酬と紙一重の勝利者

[あらすじ] 屋上で女子高生AとBが、Cの悪口をしている。するとCが出てきて、Aを使ってBの本心を探っていたことが露見する。激高したCがBを突き落とす。残ったCとAでもみ合いになるが、生き残ったAが彼氏の愛を得た。

[感想] 女子高生が個別認識できなかった。

負け組の嫉妬と共通の思惑

[あらすじ] 夜、ふたりのキャバクラ嬢──気の強いNo.1、人当たりのいいNo.2──が店の車で帰宅する。新しいドライバーは気持ち悪い中年男で、No.1は苛立つ。途中、No.2が下車。No.1は、自宅の住所を知っている中年男を恐れ、逃げるように帰る。しかし車はとどまり、クラクションを鳴らしつづける。No.1が車を見に行くが、だれもいない。自宅にもどると、中年男が隠れていて、No.1は襲われた。後日、No.2はNo1.になった。

[感想] ドライバーがNo.1になにをしたか明らかでないが、電動ドリルを使うプレイが愛情によるものとは思えない。ただの行方不明になる方がリアルで怖かったかも。

軽微な出来心に忍び寄る悪意

[あらすじ] 若い男が洋食屋で、美人が落としたスマートフォンを拾う。「クロ男」という相手からひっきりなしに連絡が入る。ストーカーのようだ。返信しないことに苛立ったストーカーが「殺す」と脅すが、主人公は寝てしまう。翌朝、上の階に住んでいた女性が殺害された。スマホが鳴って、主人公はストーカーに捕捉される。

[感想] たまたま同じマンションって、偶然なの?

エピローグ

[あらすじ] 新居に越してきた女性。ポストに、前の住人宛のラブレターが投函される。どうやらストーカーらしい。やがて宛先が自分の名前になり、警察に相談するが、捜査に進展はない。そして彼女は殺され、また新しい女性が引っ越してきた。ストーカーは前の住人宛のラブレターを投函する。

[感想] 前作とつなげたが、おもしろいとは言えない。ストーカーが多すぎる。

たしかに幽霊も怪物も出ないが、狂気の切り口が安直だったように思う。怖いは怖いが、おもしろくない。


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