レビュー  2004年10月18日  に発表された 

ほんとにあった怖い話(#15) S2-02
Honto ni atta kowai hanashi 10th Anniversary

3ツ星

オーソドックスだが、それでいい

訪問者

[あらすじ] ある夜、少女がひとりで留守番していると、玄関のガラス戸が開いて大きな音がした。折りてみると、真っ黒な女がいて、「タズネテキマシタ」と繰り返す。この世のものではないと気づいた主人公が「なにもしてあげられない」と言うと、去っていった。

[感想] 正体はわからないが、悪くない。ガラガラ音がする玄関という状況設定がうまい。

幽霊物件

[あらすじ] 格安物件に引っ越した青年。洗面所に貼ってあった御札を剥がすと、霊障がひどくなった。霊感ある彼女の姉に見てもらうと、すぐ引っ越したほうがいいとアドバイスされ、応急処置として御札を貼ってもらう。すると霊障がなくなったので、主人公はのんきに暮らす。しばらくのち、また御札が剥がれたことで霊障がはじまる。堪えられなくなった主人公は逃げ出す。この部屋でかつて自殺があったらしい。今でも部屋は格安で貸し出されている。

[感想] これまた直球だが、悪くない。主人公が鈍いところがいい。

潮騒の夢

[あらすじ] あるカップルが夜の海辺を散歩していると、近所の女の子と出会う。濡れた身体をバスタオルで拭いてやり、家まで送ってやろうとするが、途中で逃げられてしまった。念のためアパートを尋ねると、父親が出てきて、娘は5日前に亡くなったと告げる。

[感想] 父親の反応がいいね。怪訝に思い、からかわれていると怒るが、死んだ娘がまだこの世を彷徨っていることを嘆き、しかし大好きなお兄ちゃんと遊んでもらえてよかったなと解釈する流れが胸に響いた。「もっと遊んでやればよかった」とつぶやく彼氏と、無言で見つめる彼女の対比もいい。素敵な彼氏と出会えたようだね。直球だし、大したことは起こらないが、よかった。


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ほんとにあった怖い話(#15) S2-02