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[レビュー2005年11月16日に発表された 

幽霊より怖い話 Vol.4

Yuurei yori kowai hanashi Vol.4

それほど人為じゃない

ニコ生上映会で鑑賞。このシリーズを見るのは初めて。タイトルからファンタジー要素のない、人間の悪意がもたらす恐怖が描かれると思っていたが、ちがった。『ヒトコワ -ほんとに怖いのは人間-』(2012)もそうだったけど、企画意図を現場が理解していなかったのか。幽霊でなければなんでもいいと思ったのか。こういう不統一はよろしくない。

  1. 207号室の客 ... [あらすじ] 主人公は気楽なホテトル嬢。いつものようにホテルに出張するが、男に毒薬を飲まされ、解毒剤を探すゲームを強要される。 [感想] ソウ系。状況設定はおもしろいが、すさまじい棒読みで緊迫感が吹き飛んでしまう。犯人のもくろみがわからないのは致命的。なんだかわからない恐怖じゃダメでしょ!
    [妄想] すべては金持ちを楽しませるための狂言だった。毒は毒じゃなく、死体は死体じゃなかった。主人公の慌てふためくさまは録画されていた。主人公は怒るが、大金をもらって帰らざるを得なくなる。その様子も録画されており、次のゲームがはじまる。
  2. 予知夢 ... [あらすじ] 主人公は女子大生。奇妙な夢に悩まされるが、それは殺人者の視点を予知していることがわかる。3度目の予知夢を見て落ち込んでいると、自分がそれと同じ状況にいることに気づく。[感想] こういう直球は大好き。テンポもいい。ラストは意表をついたが、期待したところにオチなくてもどかしかった。
    [妄想] 追い詰められた主人公は、電気屋を刺し殺してしまう。あの予知夢は電気屋が私を殺すところではなく、私が電気屋を殺す未来だった。警察に逮捕される主人公。刑事は、あやしげなハーブと寝不足がもたらした錯乱ではないかと推理する。ハーブをくれた友人は、邪魔者が片付いたことで彼氏をゲットできた。
  3. 遺書 ... [あらすじ] 主人公は家賃の取り立て屋。厄介なオヤジが住む家を訪問すると、荒れ果てた屋内で遺書を発見する。読むと、凶暴なオヤジが一家に暴力をふるい、殺人を繰り返していたことが判明する。[感想] 真相は驚き。最初は意味がわからなかったけど、回想シーンの再解釈で理解できた。しかし悲劇すぎて興ざめする。怖い話と悲しい話は似て非なるものなんだね。

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