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[レビュー2004年02月07日に発表された 

渋谷怪談

Shibuya Kaidan

うわっ、つまんねぇ

若者の街・渋谷を舞台に、現代風の怪異を描こうとしたのだろう。心意気はいいが、若者たちは馬鹿丸出しで親しみがもてず、怪異の性質もわからず、新しい怪談の確立には至らなかった。怖がらせ方もチープで、既存作品の焼き直しが目立つ。人が消えたり、首が折れるシーンは、対象を映さない方がいいと思う。それに白目をむきだした写真はギャグでしかない。

演出も弱い。人間関係の稀薄さを強調するかたわらで、家庭教師として信頼されるのはおかしい。ましてや女子高生はクラスで浮いた存在なのだから、ギクシャクする方が自然だ。例外はあっていいが、例外とわからなければ意味がない。若者たちは警察や病院を信じてないが、それは彼らの視野が狭いからなのか、社会が硬直していると言いたいのか? 半端な同情を求めず、徹底的に馬鹿として描いたほうがわかりやすい。たとえばエリカに中絶経験があったりすれば、おもしろくなったと思う。

まぁ、あれこれ指摘するのも虚しくなるほど実のない映画だった。

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