アガサと深夜の殺人者 Agatha and the Midnight Murders
2020年 外国映画 3ツ星 実話に基づく @アガサ・クリスティ密室劇はチープでもよくなる。
Gyaoで視聴。アガサ・クリスティが事件に巻き込まれる歴史改変ドラマの第3弾。
1940年、戦時下のロンドン。アガサ・クリスティは生活費を得るため、ポワロ最後の作品原稿を熱狂的なファンに売る決意をした。取引場所となった地下室で原稿が盗まれ、買い手が亡くなる。
『アガサと殺人の真相』、『アガサとイシュタルの呪い』よりおもしろい。密室劇で、登場人物が少ないことと、色男が犯人という展開がクリスティっぽかったから。
とはいえ、ミステリーとしては物足りない。謎の中国人や政府の捜査官など、よくあるキャラクターで尺稼ぎしている。アガサが売ろうとしているのはポワロ最終章『カーテン』だが、内容への言及はない。やはりアガサ・クリスティを主人公するに意味を感じられない。「著者が死ねば、原稿の価値があがる」という要素はよかった。
アガサ・クリスティ | |
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ポワロ | |
デビット・スーシェ (David Suchet) | |
ピーター・ユスティノフ (Peter Ustinov) | |
声:里見浩太朗
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ミス・マープル | |
マーガレット・ラザフォード | |
アンジェラ・ランズベリー | |
ヘレン・ヘイズ | |
ジョーン・ヒクソン | |
ジェラルディン・マクイーワン | |
ジュリア・マッケンジー | |
声:八千草薫
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ゆっくり文庫 | |
奥さまは名探偵 | |
ほか | |
検察側の証人 | |
そして誰もいなくなった | |
ほか |