レビュー  2012年06月09日  に発表された 

ドクロゲキ2 (全6話)
Dokurogeki 2

3ツ星

サスペンスからオカルトへ

「ドクロゲキ」の2作目だが、「後味の悪いサスペンス」という副題はなくなり、内容もホラーに近くなった。オチらしいオチがなく、悪い意味で、後味がよくない。いろんなスタイルを模索しているんだろうか?

プロローグ

[あらすじ] 団地のベランダに立つ子ども。幻想のなかで女性が男性との思い出を語る。

第一話「信じる。」

[あらすじ] 市役所の女性職員が、顔なじみの老婆にたのまれて占いをする。孫の手術を成功させるためには、「身の回りの白いものを捨てなさい」という結果が出た。後日、自分の目玉をくり抜いた老婆がやってきて、感謝された。

[感想] おかげで手術が成功しましたと、感謝されるところがやりきれない。そして、うらめしそうに見る娘が怖い。なにも言わないところに、ある種の決意を感じる。

第二話「知る。」

[あらすじ] 小学校で持ち物検査が行われた。先生は、ある女の子のカバンの中身を見て戦慄する。

[感想] 電動バイブレーターらしいが、よく見えない。「借りた物です」「肩こりがひどかったから」という言い訳が、まるっきり大人。演じる子役に、なんと説明したんだろ?

第三話「変わる。」

[あらすじ] 夏休みの宿題に追われるケンタは、コウイチに誘われ遊びに行くが、コウイチはトラックに轢かれて死んでしまった。コウイチの父親から、部屋にあるものを形見として持ち帰るように言われ、ケンタは夏休みの宿題をもらって、名前を書き換えた。これで宿題が間に合った。

[感想] 不謹慎と叱るべきか、切り替えの速さを褒めるべきか。

第四話「さぐる。」

[あらすじ] 2対2の合コンが終わったが、料金は6万円と高額で、女性たちの態度がつれなかったことに苛立った男が、1万5千円ずつの割り勘にすると言い出す。女性2人は反発し、本性を剥き出しにする。

[感想] オチなし。女性への憤りはあるが、それ以上に店のボッタクリが許せない。

第五話「隠す。」

[あらすじ] 女性トイレで順番を待っていると、個室の高校生がナプキンを要求する。女性たちは喜んで渡すが、高校生は繰り返しナプキンを要求し、個室から出てこない。高校生は死体を処理していた。

[感想] オチは強引だが、スムースな導入がうまかった。

第六話「触れる。」

[あらすじ] 出産間近の主婦が、夫が人妻援助交際サイトに登録していることを知って、ショックを受ける。主婦は偽名でサイトに登録、夫とメールのやり取りをはじめる。自分の魅力に自信をもったり、夫がささやく愛の言葉に嫉妬したが、やがて馬鹿らしくなる。後日、アダルト雑誌のモデルを引き受けるが、さしたる感慨もなかった。

[感想] オチなし。女のリアリズムと言えなくもないが、釈然としない。

エピローグ

[あらすじ] 女性が飛び降り自殺した。

[感想] 意味がわからない。

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